2016.08.07 | 未分類

【レッテル貼りに対処する言葉】おとしめに負けない自分をつくる方法

出展/ Pixabay

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いろいろなことを言われる、という「悔しさ」をどう転じさせるか?

人から、「おとしめられる」ようなことを言われるのは、感情的には喜べるようなことではありませんね。ついカッとなってしまう、そういう類の言葉を吐かれると、傷ついた気になります。また、さげすんだような目でみられるときも、凄く悲しい気持ち、腹立たしい気持ちになります。

「おとしめられ状態」「さげすまれ状態」「いじめ状態」というのが生まれた場合、どう対応すべきか?

これは、なかなか難しい課題になります。特に、相手が、自分に対しての「敬意」というものさえ持っておらず、ふざけながら段々と本気モードに移ろうなかで仕掛けてくる「おとしめ状態」と「さげすまれ状態」は危険です。

うっかりすると、相手の仕掛けてきた「人間関係の図式」に陥ってしまうことだってあるからです。相手が、早口だったり、口達者だったりすると、さらに赤信号が灯りますので、危険です。そして、相手が意識的に、毒牙をむいている場合には気を付けなけばいけません。

まず、そうした状況に対して、どう言葉で対処するのがベストなのでしょうか? そのことをロールプレイを通じて考えてみましょう。

おとしめの具体的な事例

  • 「今日、ちょっと、変ですね。いつもと違いますね。」と違和評価を与えられ、おとしめようとしてくる。
  • 「なんだコイツ」ということをサラッと冗談めかして言われ、おとしめようとしてくる。
  • 「何を言っているのか? わからない」と、普通の会話をあげつらって、おとしめようとしてくる。
  • 「弁解しなくたっていいんですよ!」と、人を小心者のような言いっぷりで、おとしめようとしてくる。
  • 「おごってくれるんですよね?」「あれ? どういうことですか?」と、おごる筋合いがない状況において、「おごる」へ誘導しようとする言葉を投げられ、おとしめようとしてくる。
  • 「◯◯さんに、厳しくされていますよね? いじめられていますよね?」と、おとしまようとしてくる。
  • 言ってほしくないことを、間違ったニュアンスで口外され、おとしめようとしてくる。

こうして、相手が明らかに攻撃を何度も仕掛けてくる場合、冷静に対処することが大切です。

基本スタンス

ことばまほう学の基本的なスタンスとしては、次の通りです。

  • 受け流す
  • 自分自身でいる
  • しっかりと説明する
  • 堂々と対処する

ということが基本でしょうね。

シンプルな応急対処

そして、次に、衆目において口撃を受けている場合の応急対処としては、シンプルな対応が重要です。

  • 「…(無言でニヤニヤする)」
  • 「あなたにその言葉まんま返します」
  • 「あなたには負けます」
  • 「いやあ、それほどでも」
  • 「あなたはそんな風にしか感じられない方なんですね」
  • 「あなたは、しっかりできているのかな」

など、ロボットのように繰り出せる言葉で、相手にシンプルに返すということが、一番良いはずです。

威嚇効果を狙った対処(あまりオススメできません)

あるいは、もっと冗談っぽく毒をはけるようなら、

  • 「うるせい、ばーか」
  • 「だまれ、はげ」

などと言うことも言えないことはありません。これは、一度、その場を黙らせる威嚇効果はあると思います。

しかし、結構、リスクもありますので、気をつける必要はあるでしょうね。ニンゲン関係が完全崩壊する恐れもありますし、何より、自分自身の存在が小さくなってしまいます。

あまりお薦めできる言葉の技術ではありません。

自己愛を発動する対処

やはり、そういうテクニカルなことよりも、最も効果的なのは、「自分自身でいる、自分自身である」ということです。何かを言われたら、その場、現場で

  • 「自分って、素晴らしいな」
  • 「自分って、最高だな」
  • 「自分って、価値のある人間だな」
  • 「自分って、清々しくて誇らしい人間だな」

と自分に立ち返ってみてください。そういう無限の自己愛の情動に浸ってみてください。

目と表情と仕草で語る対処

そして、強い効果を発揮するのが、その情動を目に宿らせたままで相手に自分自身を非言語のうちに伝えるということです。目と表情と仕草で伝えるということです。やり方は、相手の目をジーっと見据えてあげることが基本になります。

  1. 目を覗き込む
  2. さらに目の奥を覗き込む
  3. 目を細める
  4. 微笑みをつくる
  5. 目をそらして、斜め上を見つめる 

という5ステップを踏みます。

これをやると、相手は、少なくとも「我にかえります」。我にかえって、どういう行動に出るかは謎ですが、「鏡を見せる」という効果はあるので、必要性が生じた場合には、やってみて下さい。

気づく、鏡を見せる、自分自身でいる、離れる

「おとしめ」「さげすみ」「いじめ」というのは、下品な行為です。相手からの評価にさらされると、人は普通、混乱をしてしまいます。しかし、そこで混乱せずに、「相手」に評価の焦点を返してあげる。鏡を見せてあげる。そして、自分は、自分自身でいる。

「おとしめ」「さげすみ」「いじめ」が来たと思ったら、「ほめ」や「感謝」で返すという手もありますが、状況によっては使えないので、あくまでも「自分自身でいる、自分自身である」をベースに、「相手が鏡に映る」ようにしてあげて、「無言で対応する」「普通にしっかりと説明する」という対応を取るべきです。

そのためにも、早めに「口撃されている状態」に気がつける能力を高める必要があります。また、その能力に意識を向けると、「予防」という作戦も取ることができるようになります。「近くに寄らない」「会話に乗らない」「会話をそむける」など、その手法はいくらでもあります。

「おとしめ」「さげすみ」「いじめ」に対しては、常に危険信号をもってコミュニケーションをすることは大切です。「あっ、コイツやばいな」と思ったら、発言を気を付け、コミュニケーションの距離をとるのです。

そして、あまりにもヤバければ、「場を離れる」さらにヤバければ、「キレる」というのも手ですが、それは本当に最後の手段にしたほうが良いです。

相手の土俵に乗ってしまってはダメです。相手のフレームで戦ってはいけないのです。こちらのフレームにリフレームし直すこと、これが、自分自身でいるということです。

闘わなければならないときほど冷静に

しかしどうしても、「闘う」というモードを発動する必要がある場合、「戦闘モード」を持っていることは、「悪」にはならないはずです。そこに入ったら、完全に子供モードに切り替えて、大人モードは捨て去らなければいけません。「勢い」「大声」と「毒舌」です。ただ、できるだけの「冷静さ」をもって「戦闘モード」に切り替えた方が、プラスになることは多いはずです。(こういう技術は、ディベートやディスカッションの技術で、イギリス人が得意ですね)

大切なのは、「戦闘モード」は、中長期の観点からは、利口な行為とは言えません。あとは、もしも、大人モードでそれでも闘う必要がある場合には、次の言葉の態度が、効果的だろうと思います。

・「◯◯さんって、結構、攻撃的なひとなんですね」
・「◯◯さんって、下品な言葉を使う方なんですね」
・「◯◯さんって、失礼なことを平気で言う人なんですね」
・「◯◯さんって、上から目線な人なんですね」
・「◯◯さんって、なんか偉そうなことをいっぱい言う人なんですね」

「形容詞を使った実況中継の評価」をしてあげます。これは、意外と柔らかい表現なので、「相手を我に返らせる」には良いです。これは、やはり相手に自分の姿を鏡で見せてあげる技術です。

でも、やっぱり、「無言→ニヤニヤ→目をのぞきこむ→自分自身にかえる」がベストな選択だろうと思います。このとき、気を付けておきたいのは、「相手に合わせる、同調したがる自分」というのが、きっと出てくるはずなので、それは封印する必要があります。

雰囲気に媚びてはいけません。毅然とすることです。そこの意識は必ず、自分自身に向けて、自分自身を自画自賛しながら、自分の声に耳を向けておく必要があります。

そして最後にひとこと、「随分、いろいろ言っておられましたが、◯◯さんは、そういう風な感じ方をされる方なんですか?」とだけ鏡を見せる形で言ってみます。これで、完全に相手に全てを返したことになります。

いづれにしても、相手からの攻撃を感じたら、「気づく」「自分自身でいること」「”攻撃”を鏡に映して本人に見せてあげること」「距離をおくこと」をベースに考えてみてください。できるだけケンカは避けるべきなのです。

おとしめられてしまった場合の自己ヒーリング技術

「断片でレッテルを貼っているだけ」と知る

そして、何よりも「自分自身を傷つけない」ようにして下さい。うっかり先制攻撃などを受けて傷ついてしまったら、相手は、自分のごく一部、断片を見て、想像してレッテル貼りをしているだけで、それは「ニセ情報」でしかない、と知っていてください。相手は、何も知りはしないで、想像だけでレッテル貼りをしているだけなのです。

マイナス感情(マイナスの言葉)を全て、身体の外へと吐き出す

相手に対して、感じたことがあったら、全て紙に書き出してください。怒りが静まるまで、身体の外側に、出すのです。もしかしたら怒りが倍増するかもしれませんが、全ての言葉が出切るまで、書き連ねていってください。

書き出す前に、妙に大人ぶるのはやめてください。怒りに身を任せて、恨みつらみを全て書き出すのです。そして、全部出切ると、心が徐々にリラックスしているのがわかるはずです。

癒やす、なぐさめる

リラックス状態を確認できたら、書き出し、吐き出しに使った紙は、ハサミやカッターで切り刻んで捨てます。

「心の反映」として、どうしてか「こんな現実」が生まれたのだ、という感慨に浸ってください。しかし同時に、その「書きだした感情(言葉)」とは、「サヨウナラをする」と脳にプログラミングしてください。また、「もう大丈夫」「全ては終わった」「こんな状態に、もう二度と傷つかない」とも、脳にプログラミングしてください。

有り難さを見出すこと

さて、この「おとしめ体験」というのは、極めて心地悪い体験だと思います。しかし、この「おとしめられた体験」にこそ、「イメージ更新のチャンス」があると考えて下さい。「肚を鍛錬できる機会」だと捉えて下さい。何でもいいので、自分自身の「ここが悪かった、だから言われたのか」という点を見つけて下さい。間違っていてもいいです。適当でもいいです。無理やり見つけて、決めつけてください。そして、見つける機会がもらえて有り難い。と、考え直すわけです。

具体例)

「そうか。自分が、自分自身の価値を保ちながら冗談を言うコミュニケーションの態度をマスターしておらず、安っぽく、卑下するような冗談を言い過ぎたから、あんなレッテル貼りの攻撃を受けたんだな。次からは、 “価値を保ちながら冗談めかすコミュニケーションをしよう”、”卑下するような冗談は、もう言うのはやめにしよう”、こんな凄いことに気が付かせてくれて有り難い。自分ひとりじゃ気がつけなかった。」

新たな自分のイメージを創り、新たな関係のイメージの中に置く

 新たな自分のイメージ

新しい自分のイメージを創り出す必要がります。シンプルなのは、次の宣言です。

  • 「あのおとしめられた体験のおかげで、自分の肚は鍛えられ、より一層強くなった。」
  • 「あのおとしめられた体験のおかげで、自分の価値を再発見することができて、より一層の自尊心を手に入れられた」
  • 「あのおとしめられた体験のおかげで、他人の痛みに敏感になれて、より一層優しい心を手に入れることができた」
新たな関係性のイメージ

同時に、自分のイメージだけではなく、相手との関係性に対してもイメージを刷新しておく必要があります。そのための宣言を創りあげて、自分自身にしておいてください。

  • 「あのおとしめられたレッテル貼り体験によって、”自分”は”あの人”との距離を設定することができるようになった。中長距離での付き合いをする。」
  • 「あのおとしめられたレッテル貼り体験によって、 “自分”は”あの人”を呑み込むほどに小さく感じている。人間的な小ささを感じたからだ。」
  • 「あのおとしめられたレッテル貼り体験によって、他人の痛みに敏感になれて、より一層優しい心を手に入れることができた」
  • 「次に同じようなレッテル貼りの体験があっても、必要以上に怖れない。何故なら、乗り越えられる自分がいることを発見できたから。イメージ刷新できる自分を発見できたから。」

ということを脳にプログラミングしてください。

以上で完了です。

まとめ & まなび

バカにされたり、おとしめられたり、という体験は、突如として降りかかってきます。

まず、そういう人間性の人とは、距離を置いて付き合うというのが基本なので、そういうコミュニケーションが生まれてきたら、自らにスキがあった、あるいは、自らが自らに対して暴言をはいていた、可能性を疑る必要もあります。

しかし、現実問題として、起こってしまったコトに対しては、本エントリーで書いたことを実践してもらえれば、乗り越えられるケースは多いと思います。

  • 自分に戻る
  • 相手に鏡を見せる
  • 離れる
  • 悪い感情を吐き出す
  • 自分の傷を癒やす
  • 成長の種の発見
  • 新しいセルフイメージと関係イメージでアップデートする

何はともあれ、シンプルが一番ですね。非戦をベースにがんばって乗り越えましょう。

 

 

 

 

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