2016.08.11 | 未分類

【人をカガミとする言葉】「鏡の法則」と「フラクタクル心理学」。心がスッキリする具体的な2つのやり方

出典 / Pixabay

「自分が体験していることは、どうしてか、何度も何度も繰り返し行われている気がする」

そういう感触、感覚を抱いている人は少なくないのでしょうか。かく言うわたしも、そのひとりです。

「人(男性も女性も)を好きになる。人に好かれる。しかし、どうしてか、いい感じの人間関係だな、と思っていたところで、急にシャットアウトされてしまう。」という現象が、かつて何年も続いたことがありました。

これは、大変悲しいことです。自分を責めたり相手を責めてみたり、原因をひたすら探して、何が悪かったのか? どう直せばいいのか? を探ってみたりする。それでも、決定的には、何もわからず、記憶が薄れて、時間が解決してくれたように感じはじめる。そうして時間がしばらく過ぎて、また好きな人間があらわれると、また似たような状況が生じる。まったく困ったことでした。

今回のエントリーでは、こうした状況を脱するのを手伝ってくれて、上向きにしてくれた「言葉魔法」とその「仕組み」を紹介してみたいと思います。

因果律、心を投射した鏡が世界|人を以って鑑と為す

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人は、何か良くないことが起こると、そのことを他人のせいにしたがるものです。愚痴や噂話というのは、ひたすら「自分は悪くない」という自己弁護のあらわれとして語られるものですね。

しかし古くから、この世界には、良い言葉というのはあるものです。そのひとつとして挙げられるのが、次の言葉です。

何かあったときにこそ、他人のせいにしない。わが身にこそ、何かよくないことがある。そう振り返れば、人生という時間は、学びを得るための貴重な時間になるわけです。

わたしが、改めて、ハッとさせられたのは、次の2つの言葉でした。まあ、当たり前と言えば当たり前の言葉なのですが、格調高い言葉でやられて、「たしかに!」となったわけです。

世界、宇宙の自己反射性を表した因果律の言葉魔法

人を以て鑑と為す / 人を鑑とせよ

仇も情けも我が身から出る

それ以外にも、同義となる言葉は、以下のように数多くあります。

  • 人の振り見て、我がふり直せ
  • 自業自得
  • 身から出た錆 
  • 反面教師
  • 他山の石
  • 因果応報
  • One man’s fault is another’s lesson.
  • Learn wisdom by the follies of others.
  • Correct your manners by seeing others’ faults.
  • You can better yourself by observing others.
  • See others’s behavior and correct yours.

時代を超えて、もうこれだけ言われ続けていて、言われまくってきた言葉があるということは、すなわち「真理」ということになるのは、わかり切ったことなんです。

でも、どうしてか、人間は愚かなものでこういう「オーソドックスなこと、スタンダードなこと」をすっかり忘れてしまうんですよね。

現代によみがえり、再確認された『鏡の法則』という因果律

だから、決して新しいわけではないのに、次のようなものが流行ったりしたわけですね。
野口嘉則さんが最初にブログで記事を公開し、2006年に出版された『鏡の法則』。今の言葉で、直感的に、感覚的に、非常によくまとめられたものだったからこそ、『鏡の法則』(PDF)というものは流行ったんだと思います。

Quadronet_Webdesign / Pixabay

出典:Quadronet_Webdesign / Pixabay

この本の中の2つの法則

★鏡の法則

  • 現実に起きる出来事は、ひとつの「結果」
  • 「結果」には必ず「原因」がある
  • その原因はあなたの心の中にある
  • あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡 (出典:『鏡の法則』同著P17)

★必然の法則

  • 人生で起こるどんな問題は、何か大切なことを気づかせてくれるために起こる
  • 偶然ではなく起こるべくして起こる
  • つまり、自分に解決できない問題は決して起こらないのです(出典:『鏡の法則』 同著P40)

この本の言葉魔法を使う、8ステップ

  1. 許せない人をリストアップ → 「許したい人」「和解したい人」リストを作成
  2. 自分の感情を吐露 → なんでもいいので、そのリストの人に対して感情言葉、叫びの言葉を書き出す
  3. 相手の行為の動機を探る → 相手がどうしてそんなことを自分にしたのか? 裁いたり判断したりせずに、未熟さ、不器用さを、物事を相手の立場から理解してみる。   例)「自分がそうであるように、○○さんも喜びを味わいたかったんだなあ。自分がそうであるように、○○さんも苦痛を避けたかったんだなあ」
  4. 感謝できることを書きだす → 相手に対して、感謝できることを出来るだけ沢山書き出してみる。
  5. 言葉の力を使う →「自分は、時運自身の自由と安らぎとしあわせのために、○○さんをゆるします」と宣言し、感謝を付け加える「○○さん、ありがとうございます」と、10~30分唱え続ける。※できれば録音などしてこれを3回ほど、聞き返すと良いです。
  6. 逆に、「自分の方から謝れること」を書きだす → 相手に対して謝れることをなるべく多く書きだす。※ここは踏ん張りどころです。「自分は悪くない」と思えても、必ず何かはあるはずなので、頑張って探ってみて下さい。
  7. 「自分にとっての学び」を書きだす → その人物との人間関係から、学んだことは何だったのか? 学びを書き出しておく
  8. 「ゆるしました」と宣言する→「自分は○○さんをゆるしました」と宣言します

具体的なステップになっている感じがいいですよね。これなら、すぐにでも使えそうです。わたしも、これはやってみました。結構、胸のつかえが取れてスーッとします。不思議な感覚が、胸のうちに広がりますよ。

実体験としてやってみた。「わたしの場合」というサンプル【鏡の法則編】

  1. わたしの場合、急に人として好きだと思ったYさんという人に無視されるようになりました。思い当たる節、心当りは、探ってみても、物理的、3次元的には、わかりやすいカタチでは見当たりません。
  2. 何が起こったんだ? 何が悪いっていうのだ。悔しい。くっそー。ばかやろー。どんな理由があるにせよ「人として扱う」というマナーくらいは守れ。こんちくしょう。「人間として人間を大切にしろ!
  3. Y氏が自分にした行為を書く:がわたしにしたことは、突然、わたしを無視しだすという行為、音信不通になるという行為。
    Y氏がその行為をした動機の想像:では、なぜ、Yはそうしたのだろうか? コミュニケーションの中で気に入らないところを感じた。「偉そうなやつ」「軽いやつ」「面白くないやつ」「失礼なやつ」「なんか違う」「軟弱なやつ」と思われた。
    Y氏を理解する:わたしは、Yがわたしにしたことに感情的に感じたが、わたしも「その他の人」に対しては、やってしまったことがあったのかもしれない。
    Y氏の立場からの宣言をする:Yさん自身も「なんとなくの感覚」で「逃げちゃえばいいという感覚」「切っちゃえば終わる感覚」でやっただけのことなのだろう。それは相手が自身の過去の記憶をオーバーラップして起こした現象で、わたし自身とは、実は関係がない。相手の未熟さから起こされた問題であるし、同時に、わたし自身にも、Y氏と「似た習性」「似た思考パターン」「似た行動パターン」はあったはずだ。
  4. Y氏への感謝の気持ちを書き出す:Y氏には、怒りもあったが、感謝の気持ちもある。Y氏の独特の良いオーラから、心理的に受けた影響ははかりしれない。あの無視以来、テクニックにばかり目を向けていた自分が、自身の在り方に目を向けかえることができた。外にばかり向いていた気持ちが、内に向けられることができた。
  5. Y氏に対して言葉の力で宣言する:「わたしは、自分自身の心の自由と精神の安らぎのために、Yさんを理解し、ゆるします」と言ってしまおう(宣言)。そして、「Yさん、ありがとうございます」と復唱しちゃおう(感謝)。
  6. Y氏に対しての謝りの気持ちを書き出そう:Y氏を責めてばかりいたけど、自分自身も過去に相手をおざなりにしたり、軽く扱ってしまったり、軽視したりしてしまったこと、感謝の気持ちを持てなかったことがあった。Y氏に対しても、もっと「おもてなしの心」を発揮してあげれば良かったし、頑張り過ぎない自分をみせて、心と心のコミュニケーションを心がけておけば良かった。そうせずに、気取って格好付け過ぎていたのかもしれない。申し訳なかった。ごめんなさい。
  7. Y氏との関係で学んだこと:1)過去、人を人として扱ってこなかったような人間関係を築いたこともあったのかも、と気が付かされた。これからはしっかり人を人として扱っていこうと学んだ。2)まっすぐに心と心のコミュニケーション素直なコミュニケーションをしないと、後悔することに気がついた。3)「人を人として大切に扱うべきだ」という押しつけがましい観念が自分の中にあることに気が付いた。4)出来事には「裏と表」、「水面と水面下」があるので、自分の状況も、相手の状況も、完全には理解させられないし、理解できない。「かすり合う」という「かすかなコミュニケーション」の中で誤解が生まれて現象として生じることがある。勘違い現象というものがある、と学んだ。5)世界は広いが、変えられるのは、自分と未来だけだ、ということを学んだ。

という形で書き出してみると、確かに、胸のつかえは少し取れるのが感じられる。わたしの場合、もう少し感情などを細かく、自分の中から拾い出せるような気もするけど、一般的には、十二分に効果は得られるはずです。何より、改めて、こういう視点で見返すということがないので、試すこと自体が面白いはずです。

フラクタクル心理学のインナーチャイルド療法も因果律?

さて、鏡の法則で示された8つのステップの方法論と近いものを見つけて、感動したので、ここに共有したいと思います。

フラクタクル心理学(Theory of an Advanced world 略称: TAW)については、ほとんど聞いたことがないでしょう。理論はほとんど、名称のままという印象です。

インナーチャイルド療法については、心理学をかじったことのある人や、スピリチャル系の本を読んだことのある人なら、知っている単語かもしれません。

ひとことで言えば、「この世は、自分の心が映し出した鏡」という感じでしょうか? まさに「人を以って鑑と為す」という考え方をあらわした心理療法になりますね。以下、創設者の言葉です。

出典 / Pixabay

一般的な心理理論は、「子ども(自分)は、親の行動あるいは性格に影響されている」と考えますが、フラクタル心理学では「思考が現実化する」のですから、「親の行動あるいは性格は、子ども(自分)の思考に影響されている」と考えるのです。自分よりも先に存在するものはありません。

「この世は思考の結晶である」というのがTAWの基本理論であり、完全な一元論といえます。この世はあなたの思考の結晶なので、TAWの世界では被害者も加害者もいません。もし、加害者がいるとしたら、それは実は自分の深層意識の現れと考えられます。

創設者・一色真宇

なかなか奥行きのある深い心理療法であることがわかるかと思います。非常に興味深いですね。その理論については、追ってレポートさせていただく予定ですが、ここでは、『鏡の法則』と相通じるフラクタクル心理学のインナーチャイルド療法の4ステップを紹介してみましょう。

フラクタクル心理学の4ステップ

  1. 現在の感情と同じ感情を感じた幼児期にもどる
  2. その感情を大人の自分が慰める
  3. そして、出来事の前にもどり、相手の中に入る
  4. 新しい認識をみつけ出す

という具合で、鏡の法則の8ステップと非常に似ているのがわかるのではないでしょうか? そんなわけで早速、試してみましょう。

実体験としてやってみた。「わたしの場合」というサンプル【フラクタクル心理学インナーチャイルド療法編】

 

  1. 現在の感情と同じ感情を感じた幼児期にもどる →★その1:【出来事】女の子たちに意地悪、いたずらをしまくっていたら、全員から無視されたこと、後ろめたさを感じさせられた「幼児期」があった。【感情】後ろめたい。悔しい。無視しないでほしい。ちきしょう。★その2:【出来事】子供たちみんなでバスでお出掛けをしたときに、なぜか全員から無視されたことがあった。【感情】なんで、突然、楽しみにしていたのに。こんなことになるんだ。悔しい。無視するな。ちきしょう。
  2. その感情を大人の自分が慰める★その1:【大人の自分の声】後悔先にたたずは、子供だからわからなかったな。でも、加害をして、取り返しのつかない結果になってしまったが、そこから学べたことは大きかったな。★その2:【大人の自分の声】本当に悔しかったよな。子供って残酷だよな。でも子供にも大人にもそういう心理というのは働くのが人間という生物なんだよな。お前も他の人に気が付かないうちに、やっちゃったりするかもしれないから気を付けるんだぞ。そこから学んで、強く逞しく優しくなれるから、良かったよな。
  3. そして、出来事の前にもどり、相手の中に入る★その1:【相手の声】なんなの。もういやだ。ちょっかいばっかりだしてきて。じゃまくさい。どうしてこんなにいじわるなの。きらいよ。★その2:【相手の声】おい、こいつ、ちょっとフツウとちがうから、ムシしちゃおうぜ。よくわからないからムシしちゃおうぜ。
  4. 新しい認識をみつけ出す
    ★その1: ひたすら相手の反応をみていじめを楽しむS気質をまるだしにしてしまったかもしれない
    ★その2:
    ムシされる辛さを知っていながらムシしてしまったことは、自分自身にもあったことだ。反省し、因果律が働くことを学びたい。

フラクタクル心理学のインナーチャイルド療法のほうは、想像力を働かせたり、記憶力を働かせる必要があって、やっていて難しさを感じる。主観でやってしまいそうだからだ。

しかし、その分、カチッと過去の記憶や忘れていたエリアを掴まえられると、解消度数は高くなるように感じられる。

以上、「鏡の法則」「フラクタクル心理学インナーチャイルド療法」、そして、本エントリーの言葉魔法である「人を以って鑑と為す」因果律の類似性を学びながら、「起こった問題に潜む解消方法」をレポートしました。

 まとめ & まなび|「鏡の法則」&「フラクタクル心理学インナーチャイルド療法」&「人を以って鑑と為す」の因果律

  • 「人を以って鑑と為す」という因果律が働く世界を生きていることを認識する
  • 21世紀の現代でも、「鏡の法則」は働いていることを心得る
  • 「鏡の法則」には8ステップあって、実践しやすいので、問題が生じたときにはやってみる
  • 「フラクタクル心理学インナーチャイルド療法」は、「鏡の法則」に通じる心理療法
  • 「フラクタクル心理学インナーチャイルド療法」の方が、より想像の深い部分、トラウマ的な部分、過去の記憶部分に入り込む感じがある。
  • やりやすいのは、「鏡の法則」だけど、「フラクタクル心理学」の方が、奥深くまで、自分の心をのぞきみることができるかもしれない。

 

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